第11回 大学・短大公開講座担当教職員研修セミナー報告
本機構主催「第11回大学・短大公開講座担当教職員研修セミナーは、本機構の関係者を含めて約55人程度の参加者のもとに、去る平成24年12月13日(木)、午後1時から龍谷大学瀬田キャンパスにおいて行われました。
セミナーは龍谷大学名誉教授・本機構理事河村能夫先生の司会のもとに進められた。年末の業務繁忙時の開催ではありましたが、多くの参加者を得ることができました。また、情報交換会も橋本仁子事務局長の司会で楽しく交流の成果を上げることができました。
龍谷大学RECの関係者のご協力と参加者の皆様に感謝いたします。ありがとうございました。
- 1.テーマ
- 「大学開放における中小企業支援・事業化支援の方法」 (開催要綱 164Kb)
- 2.開催日時
- 平成24年12月13日(木) 13:30~17:00(受付は12:30~)
(11:00~12:00 支援の状況見学・受付は10:30~) - 3.開催会場
- 龍谷大学 瀬田キャンパス REC 小ホール ( 滋賀県大津市瀬田大江町横谷1番5 )
- 4.構 成 コーディネーター (司会) 河村 能夫
- (1) 主催者挨拶
- *香川理事長より、冒頭に平成24年2月20日特定非営利活動法人全日本大学開放推進機構として内閣府より認証を受け、平成24年4月1日より法人格を取得、全日本大学開放推進機構として発足した旨の主催者挨拶があった。また、今回のテーマについて概要が説明された。
- (2) 滋賀県知事ご挨拶
- *公務多忙な中、滋賀県知事嘉田由紀子氏からご挨拶を頂戴しました。
滋賀県に大学を誘致するに至った経緯や現況など大学人にとっては興味ある内容であった。
嘉田知事のご挨拶文(全文)
- (3) 基調講演
- *龍谷大学RECの事業内容に関して、市民向けの生涯学習講座=「RECコミュニティカレッジ」については、西日本最大級の年間延べ受講者数1万人を受け入れるまでの規模に至っているとの報告があった。首都圏の大規模大学に匹敵するのではないかと思います。
- (4) 事例発表
- *「京都試作ネット」が立ち上げられ、その後「京都試作産業プラットフォーム」の仕組みなどについて詳しい報告があった。 理系の大学ならではの取り組みに注目されました。
- *RECによる研究会の立ち上げ、受託研究・共同研究の実施、委託・補助事業の獲得といった産学連携の流れについての具体例を挙げた説明などは、大学の担当者には注目されることなのではないだろうか。
- *市場の拡大が期待される分野の商品を開発されている点については、発表者の行動力、バイタリティを非常に強く感じさせる講演であった。
(事務局 橋本仁子 記) - 【 情報交換会 】 龍谷大学 瀬田キャンパス REC レストラン
NPO法人全日本大学開放推進機構理事長・上智大学名誉教授 | 香川 正弘 |
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滋賀県知事 | 嘉田 由紀子 |
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「龍谷大学の大学開放・REC事業活動」 龍谷大学エクステンションセンター(REC) センター長 |
和田 隆博 |
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1) 「地域を基盤とした中小企業との産学連携について -京都試作ネットとの連携について-」 国立大学法人京都工芸繊維大学創造連携センター 特任教授 |
行場 吉成 |
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2) 「産学連携事例のご紹介」 龍谷大学理工学部物質化学学科 准教授 |
青井 芳史 |
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3) 「大学との共同研究による連携とその成果」 株式会社大木工藝 代表取締役 |
大木 武彦 |
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